出会いまで 1

やっと暖かくなってきて、Spadaでのツーリング出動回数も多くなって来たため、
タイヤ、オイル&エレメント、エアクリーナーを交換し、
「今年はちゃんと乗るぞ〜。東京の道も覚えるぞ〜。」
と思っていたある日、ふらっと立ち寄った、HONDA Dream 立川にヤツは居ました。黄色いVTR1000Fが。
それまで、
8耐の常勝マシン(古い話ですみません)だったな〜」
という印象はあったのですが、じっくり見た事はありませんでした。

見た瞬間に電気が走ったというか、オーラを感じました。
「何じゃこりゃ、後ろ姿が Spada と一緒で思いっきり好みだ。」
一度は通り過ぎたものの、何度か振り返って見ている内に、
「乗ってくれ〜!俺はまだこんなところで腐りたく無い!」
という声まで聴こえて来る始末。

「いやいや、そんな金ね〜だろ。」
「Spadaに金かけたばっかだろ、冷静になれ!」

というおとなの声も聴こえて来たため、その日はおとなしく家に帰りました。
この後、まだまだ現在のじゃじゃ馬に出会うまでの道のりは遠いのでした。
〜つづく〜


Spada の後ろ姿


現在の愛車