SPADA との思い出

予定を変えて、今回別れることになったSPADAとの思い出について、綴って見たいと思います。

昔、枚方に住んでいた彼女に会いに行く途中で KAWASAKI Z400GP が事故ってから、しばらく降りている時期がありました。
その頃はケータイなんて便利なモノは無かったので、救急車で運ばれる前に、
「すんません。そこの公衆電話で電話させて下さい!!待ち合わせしてるんで。」
「チョット待って、今脱ぐから、革ジャンは切らないで〜!!」

とか、わがまま言って怒られたな〜w
そういえば左手を吊ったまま、ステージに上がったコトもあったような。。。
あ〜いろいろ思い出して来たんで、この辺でヤメ。

その後しばらくして、本町にあった某外資系青果会社のコールセンターに通うために、通勤の足代わりに入手したのが、SPADAでした。
かれこれ、10年以上も付き合ってもらったので、今までで一番長く乗ったバイクになります。
ひと夏、チャリ通勤に耐えて浮かせた交通費10万円ほどを握りしめて、
オートバイ通りに原付を買いに行った時に出会ったのがSPADAでした。

一目見た瞬間にオーラを感じました。
その美しい後ろ姿にも惚れましたし、

「乗ってくれ〜!俺はまだこんな所で腐りたく無い!!」
という声まで聴こえて来ました。
車検も無いし、維持費は原付と変わらんな!!
とか勝手に理屈を付けて契約しちゃいました。
なんかFire Stormの時とおんなじで進歩が無いなw

走行は少なかったですが、お世辞にも程度は良いとは言えず、
最初に付いてたマフラーはサビで、西名阪を走ってる途中で落っことしました。
あの時は直管となってしまい、家に帰り着くまで信号で止まる度に、
ハズカシクてエンジン切った覚えが。。。

その後純正マフラーの程度の良いのを入手してオールペンしてから取り付けた後は、
本当に良く走ってくれました。
燃費はイイし、エンジンは丈夫で壊れ無いし、足はベタ付きだし、
未だにバイク便とかで街中で見かけるのもうなずけます。
さすがに街乗り主体のギア比になってるので、
高速を使ってのツーリングは苦手でしたが。

大阪に住んでた頃は、琵琶湖一周ツーリングとか、
日帰り温泉とかにも、何度も付き合ってもらったな〜。
ホントに今までありがとう!!
今回、若い免許とりたての子にもらわれて行くことになりましたが、
大事にしてもらって欲しいです。

Fire Stormも同じように永く乗りたいと思っている、今日この頃です。