ユニクロ企業コラボTシャツ

バカなヤツとお思いでしょうが、
ええ、バカなんです。

ユニクロ企業コラボTシャツのHondaシリーズに、VTR(250ccのヤツ)があったので、
かってに修正して悦に入ってました。

先日、これを着ていたら、東横線の車内で20代とおぼしき兄ちゃんに、
「Fire Storm 乗ってるんすか〜?」
と話しかけられました。
「お、このネタが解るとは、何乗ってるの?」
と聞いてみたところ、
現在は CB400SF だが、お父さんの乗ってる Super Black Bird にどうしても乗りたくて、
何年も頼み続けた結果、ついに
「この夏中に自力で限定解除して、今後の車検代を負担すれば乗っても良い」
とのお許しが出たとのこと。
今はバイトとドライビングスクールに通う毎日だとか。

おと〜さん、あんたはエライ!
世の中、まだまだ捨てたもんじゃ無いな。

ゲルシート自作

大阪日帰り500km弾丸ツアーの際に、一番しんどかったのはシートの堅さでした。
200kmを超えたあたりから、だんだんとケツのあたりというか、太ももの内側あたりが痛くなってきて、
ステップの上で時々立ち上がったりして、だましだまし走っていました。
その後は、体力的にはまだまだ走れるのに、ケツの痛さが我慢できず、
サービスエリアがある度に休憩を取るような状態でした。

せっかくリッターバイクになって、高速を使っての長距離ツーリングが快適になったのに、
このままでは楽しめません。
同じような悩みを抱えているひとは他にも結構いるようで、対策品として以下の様な商品が出ています。

株式会社プロト EFFEX ゲルザブシリーズ
百鬼 ジェルシート「座」
家の近所の2りん館にデモが展示してあるので、どちらも触ったり座ったりしてみましたが、
かなりいい感じです。
しかしながら結構いいお値段ですね。それにシートの上に取り付けるのは見た目がどうも。。。
どうせシートカバー下に仕込むなら、何とか自作できないかと、いつものように迷走が始まりました。
ゲルシートそのものの素材をネットで検索した結果、やはり安くは無いですが、
何とか自作できそうな感触だったので、思い切ってトライしてみることにしました。
私が利用しているガレージには、工具が一式そろっていますが、何の気なしに探してみたら、
なんとシート張り替え用のタッカーまであるじゃないですか。
もうこれは、やるしかないな。

まずは、ノーマルのシートでいきなり加工して失敗は痛いので、
素材用にFire Storm純正シートの程度の悪いのをヤフオクで格安でゲットしました。
張り替え前提で入手したので、多少の穴あきは敢えて無視して落札したのですが、
これが後ほど作業するときに苦労する羽目になりました。
保管状態がかなり悪かったのか、表皮を止めているタッカーを外す際に、
針がサビでぼろぼろになっていて、抜く度に途中で折れてしまい、大変でした。
スポンジにも雨水が浸入した痕跡があったので、取りあえず除菌洗剤で入念に洗って、しっかり乾かしました。
このために、余分な作業日数が1〜2日かかっちゃいました。
まねをする方は、あまり程度の悪い素材は選ばない方がいいですよ。

ゲル本体は、東急ハンズでゲットした「スーパーゲルシート」です。
このゲルを買いに行った際に、5mm厚の低反発ウレタンフォームも入手したので、
ダブルで仕込むことにしました。ええ、どこかのシート加工業者の受け売りですとも。
シートの表皮は、Peace Craftさんがオークションストアで出品しているVTR1000F用のノンスリップカスタムシートにしました。

以下が完成品の写真です。

シロウトが初めてやったにしては、結構きれいに出来たと、自画自賛しています。

以下が、Peace Craftさんのカスタム表皮に含まれているのものです。

補修用のスポンジなど、一式が含まれており、至れり尽くせりでした。
簡単な手書きの張り替えの手順やコツの書いてあるマニュアルが同梱されており、
これが必要十分でかつ大変役に立ちました。きれいに出来たのはこの手順を守ったからでしょう。

今回、シート高は変更する予定は無かったので、あんこ抜きはしていません。
あんこ抜きをすれば足つき性は多少良くなるかもしれませんが、
シートからステップまでの距離がこれ以上狭くなると、長時間乗車時に膝が痛くなりそうです。
ゲルや低反発ウレタンを仕込んだ際に、シート高が高くならないよう、
その厚みに相当する分を、内股や後方部分を中心にオリジナルのスポンジをカッターで削るだけにしました。
以下がゲルを仕込んだ状態です。

その上に低反発ウレタンを重ねました。

完成後、またがって見た直後は
「こんなもんかな?」
とあまり変化が感じられなかったのですが、
先日、黒部ダムまで日帰りツーリングに行った際、その効果は絶大でした。
「からだが疲れる前にケツが痛くならない!!」
ケツ圧が分散されるってのは、こういう状態の事なんですね。
いや〜、ゲルシート、ホントにオススメです。

奥多摩日帰りツーリング

台風前の雨で、休みの日もガレージでごそごそしているアンタレスです。
先日6/18の梅雨の晴れ間に、奥多摩まで日帰りツーリングに行ってきました。

例によって早起きする予定が、洗濯やら布団干しに時間を取られw
出撃は10時を過ぎていたので、青梅街道の渋滞に巻き込まれ、到着は昼過ぎでした。
今回はだいたいこんなコースを回って来ました。


小河内ダム駐車場に到着。


駐車場からダム湖を望む景色。

この先の奥多摩周遊道路は、タイトな複合コーナーが続く、
頭の体操にもってこいの、楽しいワインディングです。
道の状態も良く、これが無料ってのはすごいことだな。
涼しくて、景色もよく、バイクもみんなマナーがいいです。
特に飛ばす気は無いのに、私が追いつくと皆「お先にどうぞ」で譲ってくれます。
私も、後から追いついてくるスポーツカーや、バイクが来たときは、間髪を入れずに譲ります。
後ろから来るってことは自分よりペースが速いってことだもんね。
クルマの人がもう少しこのあたりを理解してくれるといいんだがw

月夜見山第一駐車場、標高993mからの眺め。

ひとしきり走ったあとは、檜原温泉センター数馬の湯へ、

さすがに源泉掛け流しというわけには行かず、
牛滝温泉ほの字の里に通い慣れた身には、ちょっと物足りなかったですが、
この内容で800円は充分癒やされましたし、
新じゃがはおいしゅうございました。

問題は、帰りにまた必ず青梅街道の渋滞に巻き込まれちゃう事だな。。。
せっかく気持ちの良い思いをしてきても、これが苦痛で台無しになっちゃう。
お陰で何度もコンビニで休んでは今年もガリガリ君 梨のお世話になってました。
このアイスが62円ってのは癒やしのコスパかなり良いな。

次回からは中央道を八王子ICまで使って、払沢の滝側から入った方が楽かな。

A-TECH リアフェンダー

こんばんは、アンタレスです。
大金をかけたオーリンズリアサスを保護すべく、リアフェンダーを取り付けることにしました。
先人たちの導入例をいろいろ参照した結果、最終的にA-TECH リアフェンダーを選択しました。
・コストパフォーマンスの良さ、
・純正チェーンカバーに置き換え可能な、チェーンカバー部分の長さ、
・純正リアブレーキホースの取り付けに配慮した取り付け穴の正確さ、

等が選択の理由です。

本来リアフェンダーは、リアタイア周りの空気の流れをコントロールし、タイアの温度を一定に保つことを目的としたレーシング向けのパーツです。
オイラはそこまでシビアな走りを追求する訳ではまったく無いので、高いカーボンファイバー製では無く、
FRP製黒ゲルコートを選びました。
届いた物を手に持って見ましたが、
「軽っ!FRPで充分じゃん。」
というのが、正直な印象です。

メーカーの取説によれば、塗装を前提とした素材なので、取り付け前にウレタンクリアーでの塗装を推奨しています。
ゲルコートのままで取り付けると、振動や経年劣化で、剥がれる可能性があるとの事です。
私は面倒くさがりなので、サクッとウレタンスプレーで塗装しちゃいました。
裏側にもタップリとスプレーしておきました。
良い子の皆さんは、必ず塗装前に仮組みを行って、取り付け穴やクリアランスが適切か確認して下さいね。
当然ながら、塗装後のクレームや返品には応じてもらえませんので。

以下が塗装直後の写真。

吹き付けた直後は、下の画像の様に白っぽくなる箇所が出てきたので、
オイオイ、大丈夫か?
とか心配になりましたが、完全に乾燥したら、元通り真っ黒になったのでOKでした。

取り付けは、左側のタンデムシートを取り外すだけで、簡単に出来ます。


チェーンカバーの長さも充分ですね。


完成。リアフェンダーつけてるのに、フェンダーレスにしてないw
社外製のフェンダーレスキットは気に入ったのが無いので、
いっそのこと、ナンバープレートより下の部分が不細工なので、切っちゃうかな?
ノーマルに戻せなくなっちゃうけど、
当分、売るつもりも無いしな!

2013/6/20追記
リアフェンダーを取り付けたことにより、思わぬ収穫がありました。
リアサスを泥はね等からカバーしている、純正のマットガード

こんなの
を取り外したことにより、リアエンジンから後方への空気の流れが良くなったためか、
内股にこもっていた熱がかなり改善されました!!

オーリンズ リアサスへの道のり3

こんばんは、アンタレスです。
オーリンズに換装したリアサスのセッティング目的で、昨日の休みに、
TOYO TIRES ターンパイクに行ってきました。

ここはSPADAでも何度か訪れましたが、見晴らしの良い中〜高速コーナーが続く場所で、
いわゆるクネクネのワインディングではありませんが、
路面の状態も良く、私のように大排気量のバイクでも曲がりやすく、初心者でも気持ち良く走れます。
梅雨の晴れ間ということもあり、快晴とは行かず、若干霧も出ていましたが、
暑くも無く寒くも無く、路面の温度も最適です。
平日で空いていた事もあり、自分のペースでじっくり走れました。

「ヤバイ。楽しすぎる!!」
セッティングの目的などすっかり忘れて、走りに没頭しちゃいました。
オーリンズがエライのか、Fire Stormが良いマシンなのか、オイラの腕が良いのかw
まさに
「コーナー出口を見るだけ」
で、スッと曲がって、思い通りのラインをトレース出来ます。
SPADAでは若干非力に感じた登りの加速でも、Fire Stormのトルクなら楽勝。
コーナリング途中にちょっとしたギャップがあっても、リアが跳ねることもなく、
安心してアクセルが開けられました。
時間の経つのも忘れて、走り込んだ後にようやく目的を思い出し、
セッティングをいじってトライしてみました。

今回、ウノパーウノさんでは私の体重を考慮して、
HO701の推奨プリロード13mm→10mmで組み付けしてくれてます。
プリロードアジャスターは最弱が私の一人乗りでは最適のサグになるようです。
まずは伸び側ダンパーの調整から始めます。
最強→ダメだこりゃまったく動いてない。
少しずつ戻して一番良いと感じたのは14クリック戻し、奇しくもオーリンズ推奨値でしたw
圧側の設定に至っては、だんだん試している内に判らなくなって来てしまう始末w
結局、推奨値の12クリック戻しが一番しっくりくる感じでした。

今回、リアサスが良くなった分、若干トラクションがかかるようになったためか、
フロント側の沈み込みが頼りなく感じることがあったので、純正フロントサスのプリロード推奨値より、
若干プリロードを強めに変更したところ、しっくり来ました。

とか言ってるけど、この頃には疲れも出てきているので、テキトーですw
あくまで個人の感想です。
そこんところヨロシク。

防備録的なまとめ
Total length: 346mm
Stroke: 60mm
Reb.click: 14
Comp.click: 12
Preload: 10mm


晴天なら、芦ノ湖の向こうに富士山がみえるはずです。


ビューラウンジには6/20オープン予定のKUSITANI CAFEが準備中でした。
次に行くときには楽しめるかな。

オーリンズ リアサスへの道のり2

こんばんはアンタレスです。
ウノパーウノさんからオーバーホール完了の連絡があり、先日の休みに取り付けに行ってきました。

現在愛車を保管しているガレージには天井にフックもあります。
最初はレバーホイストとか買って自分で取り付けしようかと思っていたのですが、必要工具を買いそろえる金額を考慮したところ、今回はプロにお任せすることにしました。


ウノパーウノさんに入庫した状況の Fire Storm
バイクのつり下げに特化した専用のブリッジがあるので、安心です。


ノーマルのSHOWA製リアショック。
今回計測してもらったところ、プリロード最弱から二つ目にセッティングしていたにもかかわらず、
ほとんど動いていなかった事が判明しました。
やっぱり逆車は欧米人の体重やタンデムを考慮したセッティングなのか?


オーバーホールが完了して取り付けを待つ状態のオーリンズ
プリロードのホースは交換せずに済みましたが、熱対策と保護用にスパイラルチューブを巻いてくれた様です。


純正のショックを取り外した状態。
今回作業を張り付いて観察させていただいた結果、学んだことは
「おいらにはとても無理」ってことです。
色々な長さの最適な工具をそろえた上で、ホイスト以外にもジャッキをかますなどして、
作業各段階で上げ下げの微妙な調整を行わないと、各種リンクを貫通しているボルトが
とてもじゃないですが簡単には抜き差し出来ません。
いや〜いい勉強になりましたm(_ _)m。


プチプチで保護して、キズが付かないよう丁寧に取り付け作業が進みます。



無事取り付けが完了しました。
プロの方に作業していただいて、二時間ほど、取り付け工賃15750円税込みは、
正直言って安いと感じました。おいらなら一日かかっても終わらなかったでしょうw


今回オーバーホールで交換したパーツ達です。
一番高かったのが、固着してしまっていた下側のベアリング7900円でした。
オーバーホール工賃とパーツ代で合計38,000円弱、
取り付け工賃込みで合計5万円強で完了したので、新品を買うよりかなり安く仕上がりました。

乗ってみての第一印象はとにかく「しなやか」の一言につきます。
「名前が有名で、高いだけでたいしたこと無いんじゃないの?」
とか疑ってましたが、ごめんなさい。完全に認識を改めました。
やっぱり高くても多くの人が選択するのは、それだけの理由があるんですね。

セッティングや詳しいインプレッションは、次の休みにワインディングにツーリングに行く予定なので、
次回をお楽しみに。

SPADA との思い出

予定を変えて、今回別れることになったSPADAとの思い出について、綴って見たいと思います。

昔、枚方に住んでいた彼女に会いに行く途中で KAWASAKI Z400GP が事故ってから、しばらく降りている時期がありました。
その頃はケータイなんて便利なモノは無かったので、救急車で運ばれる前に、
「すんません。そこの公衆電話で電話させて下さい!!待ち合わせしてるんで。」
「チョット待って、今脱ぐから、革ジャンは切らないで〜!!」

とか、わがまま言って怒られたな〜w
そういえば左手を吊ったまま、ステージに上がったコトもあったような。。。
あ〜いろいろ思い出して来たんで、この辺でヤメ。

その後しばらくして、本町にあった某外資系青果会社のコールセンターに通うために、通勤の足代わりに入手したのが、SPADAでした。
かれこれ、10年以上も付き合ってもらったので、今までで一番長く乗ったバイクになります。
ひと夏、チャリ通勤に耐えて浮かせた交通費10万円ほどを握りしめて、
オートバイ通りに原付を買いに行った時に出会ったのがSPADAでした。

一目見た瞬間にオーラを感じました。
その美しい後ろ姿にも惚れましたし、

「乗ってくれ〜!俺はまだこんな所で腐りたく無い!!」
という声まで聴こえて来ました。
車検も無いし、維持費は原付と変わらんな!!
とか勝手に理屈を付けて契約しちゃいました。
なんかFire Stormの時とおんなじで進歩が無いなw

走行は少なかったですが、お世辞にも程度は良いとは言えず、
最初に付いてたマフラーはサビで、西名阪を走ってる途中で落っことしました。
あの時は直管となってしまい、家に帰り着くまで信号で止まる度に、
ハズカシクてエンジン切った覚えが。。。

その後純正マフラーの程度の良いのを入手してオールペンしてから取り付けた後は、
本当に良く走ってくれました。
燃費はイイし、エンジンは丈夫で壊れ無いし、足はベタ付きだし、
未だにバイク便とかで街中で見かけるのもうなずけます。
さすがに街乗り主体のギア比になってるので、
高速を使ってのツーリングは苦手でしたが。

大阪に住んでた頃は、琵琶湖一周ツーリングとか、
日帰り温泉とかにも、何度も付き合ってもらったな〜。
ホントに今までありがとう!!
今回、若い免許とりたての子にもらわれて行くことになりましたが、
大事にしてもらって欲しいです。

Fire Stormも同じように永く乗りたいと思っている、今日この頃です。