雨の名古屋〜長野キャンプツーリング

ゴールデンウィークの前半に、仲間の演奏会を聴きに名古屋まで行ってきました。
滅多に休みを申請しない私が有給を二日だけ希望したら、マネージャが気を利かせてくれたのか、
公休をあわせて四連休になりました。
以前から行ってみたいと思っていた、日本一星のきれいな阿智村に寄る計画を立てました。

本当は昼神温泉あたりにゆっくり泊まりたかったのですが、世の中お一人様には厳しいようで、
今回は南信州ふるさと村自然園せいなの森キャンプ場にお世話になりました。

ところが、4/29〜からは大雨の天気予報w
計画段階から雨になることは判ってはいたのですが、テントや寝袋、クシタニのレインウェアとか用意しているうちに、
だんだん楽しくなってきてw
半ばやけくそで、出発しました。

洗車が面倒な軟弱者の私は、雨の日は滅多に乗りません。
昨年の鈴鹿の帰りにカッパ無しで雨に降られた体験からも、雨のツーリングは敬遠していました。
ところが今回、まともなカッパを着て新東名を走ってみて、新たな発見がありました。
ちゃんとしたカッパを着れば雨の日はそれほど苦痛では無い。
ブリヂストンのBT-023はウェットでのグリップがかなりイイ。

120km/hぐらいで巡航する分には、明るい昼間なら何の不安もありませんでした。

名古屋でシュッツとブラームスに涙した翌日にキャンプ場に到着。

GW中の平日&雨ということもあってか、貸し切り状態でしたw

立派な山桜が出迎えてくれて、初日は雨音と鳥のさえずりしか聴こえない中で、
静かに自分を見つめ直す時間が持てました。

肝心の星空の方ですが、4/30は終日雨であきらめました。
ところがピンポイント天気予報によれば、翌日の19〜22時の間だけ晴天となってます。
こ〜なったらもう一泊してやる!!
と腹をくくって、肉を買い込んでバーベキュー三昧です。

明けて5/1、実はこの時期、花桃のベストシーズンだったようです。
昼神温泉清内路村を結ぶ「はなもも街道」は雨にぬれた花桃が本当にきれいでした。

夕方ごろまで、どんより曇っていて、
ヘブンスそのはらのゴンドラに乗って山頂まで行くときにも、
頼むから晴れてくれ〜!
とみんなでお祈りしてましたw

日頃の行いがよいからかw
山頂では雲の流れが早く、あっという間に晴れて来ました。

手軽な双眼鏡を持っていったので、かなり寒かったですが星空を堪能できました。
もうちょっと照明を完全に落とす時間が長かったらいいのにな〜。
ま、一般の観光客にはあれぐらいが我慢の限界なのかもw

ゴンドラでふたたび地上に降りた後、コンビニで当夜の酒をゲットして、
キャンプ地に戻ってみて、びっくり。
こっちの方が暗くていいじゃん!

深夜まで星空を堪能しました。
また誰もいない時期を見計らって、行きたいと強く思いました。

翌日5/2は快晴!
まっすぐかえる予定でしたが、あまりの天気のよさに、安曇野の道の駅まで行ってみました。

帰りに寄った温泉も透明のツルツルで、おいら好みでした。

やっぱ中央道は景色も良くて走りやすい!!

菜の花を求めて、南房総へ

こんにちは、アンタレスです。
実は昨年も、千葉に菜の花を見に行こうと企んでいました。
そのときはまだETCを取り付けておらず、東京湾アクアラインの料金が、640円→2400円とバカ高く、
「なんじゃそりゃ〜、フェリーや電車賃より高いじゃん!!」
と、二の足を踏んでいるうちに、見頃を過ぎてしまいました。

今年はまだ寒い日が続いている関係上、昨年狙っていた、いすみ鉄道の周辺はまだ咲き始めとのことです。
そこで快晴で4月並みの陽気という3月12日の休みに、ちょっと足を伸ばして、
南房総「道の駅とみうら 枇杷倶楽部」まで行ってきました。

浮島インターから海ほたるまでのトンネルまでは、順調でしたが、
東京湾アクアブリッジに上がってからが、さあ大変。
強風でまともにまっすぐ走れません!!
常に右にバンクしている状態でも路側帯付近まで流されてしまい、死ぬかと思いました。
ず〜っと一定の強さで吹いている訳じゃないので、左右に蛇行しまくりで、かなりスリル満点。
おとなしく制限速度を大幅に下回って走行していたところ、
追い越しをかけていった軽1BOXが走行車線に戻る際に行き過ぎて、側壁に激突しそうになってました。
その後、その車は二度と追いついて来ませんでしたw
風の強い日はアクアラインは要注意ですね。

平日のためか、千葉に入ったあとも順調に走行し、二時間半ぐらいで目的地に到着。


道の駅とみうら 枇杷倶楽部

写真を撮り忘れましたが、お昼にいただいた「地魚のお造り定食」1300円は、
ちょっと贅沢かな?との予想に反して、
まぐろ、金目鯛、アジ、ネギトロ、四種類のお造りの新鮮さが、はんぱ無かったです。

南房総の春を満喫したあとは、やはり温泉でしょう!!
金谷港近くの「漁師料理かなや」内にある「天然温泉 海辺の湯」で、
時間調整をかねてゆっくりとあったまりました。

行きで懲りたため、帰りはフェリーに乗ることにしました。
千葉県富津市の金谷港と横須賀の久里浜を約35分で結ぶ、東京湾フェリーです。
この日は風が強かったためか、東京湾内にもかかわらず、けっこう揺れました。
でも、30分近く爆睡できたので、らくちんでした。
750cc以上、片道1,960円の価値はありますね。

無事、家に帰り着いた後は、
本日の戦利品の「ギラ」をフライパンで軽く炒めて、

同じく戦利品の「菜の花漬け」と共に堪能しました。

ちなみに、アクアラインの料金割引社会実験は、
今年の三月で終了予定でしたが、平成26年3月31日まで延長されるようで、よかったですね。
財政負担はともかく、自動車3000円になっちゃったら、
せっかく作ったのに、だれも利用しなくなりそうで、もったいないです。

次の休みには、いすみ鉄道、行って見ようかな〜。

DEGNERスポーツダブルバッグと河津桜

すっかり更新をさぼっていてすみません。アンタレスです。
ついに立ちゴケをやらかしてしまい、マフラーについた傷をバフがけ等しながら、年末年始を過ごしておりました。
東京は記録的な雪にみまわれ、洗車が億劫で晴れた日にしか乗らない、おいらは軟弱者です。
近所のバイク用品店がセールをやっていたので、春からのツーリングシーズンに備えて、バッグを新調しました。
【DEGNER/デグナー】スポーツダブルバッグ/NB-36]です。
取り付けたところはこんな感じです。


シングルシートカバーの上からも取り付け可能で、ウィンカーレンズや純正マフラーにも干渉は無く、赤いラインがマッチしています。
シートバッグやネットでシート上に荷物をくくりつけるのに比べて、高さが増さないのが、
おいらのような短足
には跨ぎやすくてらくちんです。
1〜2泊ぐらいの荷物は十分に入りそうですし、テントを積んでの野宿が楽しみになってきました。

気分を良くしたので、晴れた休みに、伊豆に川津桜を見に行ってきました。

長距離移動の際に、背中にバッグを背負わなくて良いのは、ほんとに楽でした。
また、行った先でブーツやジャケットをバッグにしまって、スニーカーやダウン等に着替えが出来るのは嬉しいですね。

東京モーターショー2013

11月27日に東京モーターショー2013を見てきました。

ええ、もちろんコイツを見るためです。

しかしながら、ついついモーターサイクルの方に目が行ってしまいますね。
ヨーロッパ、北米での人気に答えて、やっと国内三社もミドルクラスに
新型車を投入しだしています。
しかし!!
国内仕様はどれもアップハンドルばかり。。。
モタードやアメリカンやツアラーならいざ知らず、
なんで、ロードスポーツと呼ばれるモデルまで、バーハン、アップハンドルばかりなの??

CB400Fまでモデルチェンジでさらにアップハンドルになっちゃった。。
HONDAさん、クルマはスポーツモデルの復権をうたっているのに、
バイクは耕耘機にまで原点回帰しちゃうんですか?
おいらなら、自分のバイクのトップブリッジにこんなの生えてたら、死にたくなっちゃいますよ(CB650F)。

いちおう、全部またがってはみたんですが、
すっと腕を伸ばしてみて、明らかに期待する位置より、かな〜り手前にハンドルがあります。
う〜ん。そんなにアップハンドルにしないと売れないの?
そんなに楽がしたいなら、バイクなんか乗らなきゃいいじゃん!!
すみません。暴言です。
ツーリングの際の快適さを求めて、バーハンにカスタムする方とかを否定してるんじゃ無いんです。

ただ、おいらの年代だと、メーカーがバーハンしか出してなかった頃にセパハンだの、
バックステップだの、今にして思えば違法改造をして懸命に乗っていた記憶があります。
レーサーレプリカが出てきた頃から純正でセパハンが乗れるようになり、
「いい時代になったもんだな〜。」
とか思ってたもんですから、最近の流れはどうにも理解できません。

Ninjaよお前もか。。。

輸出仕様のZX-6R、-10R、14Rは、みんなまともな位置にハンドルが付いてます。
しかしながら、国内仕様はと言えば、
若者向けの(アジア向けの輸出も考慮してか)入門者向け250ccがこれで、

400と1000はなんでこうなっちゃうの?

明らかに横から見たときの全体のバランスからして、おかしな場所にハンドルがついてます。
400cc以上はおっさんしか乗らないってこと?
まあ、おいらもおっさんだけどな。
これじゃ若い人は大排気量に乗らなくなっちゃうよ。

SUZUKIのRecursionみたいに、もっととんがった、胸を熱くするようなバイクを出して欲しいです。

今回は愚痴ばっかになっちゃいました。
お詫びに最後にサービスショットです。

♪会津磐梯山は〜宝の山よ〜♪

こんにちわ、アンタレスです。
大阪へ仲間の演奏会を聴きに行く車中で、更新しています。

福島の浜通で身も心も疲れ果てた翌日は、磐梯山の観光道路を走りに行きました。
まずは宿について書きたいと思います。
今回、福島西インター近くのチサン イン 福島西インターというところに一泊したのですが、
これがすごく良かった!
部屋はきれいでベッドが広い上に、なんと言っても風呂がデカイ!!
湯船に足を伸ばして入れるし、お湯の勢いも半端ない。
ちょっとした温泉気分で、朝風呂ももう一度入っちゃいました。
長時間のツーリングで凝り固まった下半身をしっかりほぐせました。
これが素泊まり5400円で駐車場無料、24時間出入りOKとは、そこらのオートキャンプ場に泊まるのがあほらしくなっちゃいます。
仕事が終わった後に高速で福島西までたどり着いて一泊し、日帰りで磐梯山ツーリングとかには最適の宿だと思いました。

早めに宿を出発し、まずは磐梯吾妻スカイラインで、浄土平までかけのぼりました。


路面の状態はいいし、眺めは最高。
これが無料でホントにいいの?って感じでした。
その日は一日中、無料開放中の三本の観光道路、
磐梯吾妻スカイライン
磐梯吾妻レークライン
磐梯山ゴールドライン
を堪能しました。

前日までの重たい気持ちが、磐梯山雄大な自然に、すっかりかき消されました。
これもまた、現在の福島の現実なのだと感じ、
また、必ず来よう!!
と強く思いました。ほんとオススメです。

夕方までに喜多方によって、ラーメンを食し、
東京への帰路についたのでした。

春になったら、もっとゆっくり休みを取って、もう一度行きたい福島でした。

この夏、福島へ

すっかり更新をさぼっていてすみません。
ちゃんと乗っていたのですが、家に帰ってくると仕事疲れで、
いろいろとアップする気力がありませんでしたm(_ _)m。

もう、ふた月も前になりますが、福島へ行ってきました。
理由はうまく説明できないのですが、どうしても一度、自分の目で見てきたかったのです。

震災の時には東京に出てきたばかりで、何も出来ませんでした。
真っ暗になった渋谷の真ん中で毎日働きながら、
ここに電力を送り続けてくれていた地域のことが頭から離れませんでした。
テレビの中の出来事では無く、自分でそこに行って体験してみなければならない。
訳のわからない義務感から、一泊二日でFire Stormと共に走りました。

浜通りを行けるとこまで行ってやる、というだけの単純なプランです。
いまさら被災地の現状を報告したりとか、そういうつもりはありません。
あくまでも個人的なけじめ、とでも言えばいいのでしょうか。

8月28日朝に東京を出発し、常磐道をいわき四倉まで三時間ほどで到着。
道の駅「よつくら港」から浜通りをスタートしました。

ぜんぜん関係ないですが、きれいなCBXを見かけたので、一枚撮らせていただきました。

原発事故対応拠点となっていた、Jビレッジも見てきました。
やっとこの夏からJFAが本来の用途に戻すべく、プロジェクトを立ち上げたようですが、
私がこのとき見た感じでは、多くのピッチ上に機材やプレハブが置かれており、
まだまだ、使えそうには無いというのが、明らかでした。

道の駅「ならは」は、日帰り温泉もある施設でしたが、このときはまだ双葉警察署の臨時庁舎になっていました。

さらに6号線を北上すると、津波によって灌水したことを示す表示が出たあたりから、景色が一変します。
それまでも、軒並みパチンコ店やガソリンスタンドが閉鎖されており、
復興が進んだといっても、人々の「普通」の生活が完全に失われてしまったことが実感出来ました。
いわゆる娯楽とか無駄な物がいっさい無いのです。
がれきの撤去は進んでいましたが、家々の前には除染作業によって発生した黒い土嚢が山のように並べられており、
中間保存施設の問題が、いやでも目に付きます。

富岡町に入る手前で、通行規制があり、一般車はこれ以上進めません。

福島第一原発はまだ遠く、第二原発の姿さえ目にすることも出来ませんでした。
ちょっとでも近づいてやろうと思い、脇道を行ったり来たりしてみたのですが、
どの道も完璧に封鎖されており(当たり前ですが)断念しました。

しかたなく帰還困難区域迂回路情報にしたがって、山側に迂回することにしました。
これが思った以上に大変で、国道399号は行けども行けども通行止め。
地元の人に親切に教えてもらい、結局ひとやま超えた国道349号まで上がらないと迂回出来ませんでした。
南相馬側にたどり着くまでに、東京から福島よりも時間がかかりました。
本来ならナビによれば20分ほどで通り抜けられる6号線が・・・。
あまりの理不尽さに精根尽き果ててしまい、道の駅「南相馬」では何を食べたのかすら記憶にありません。

うちひしがれて、福島西インター近くにある、その日の宿にたどり着いたのでした。

〜つづく〜

「風よ、鈴鹿へ」

こんにちはアンタレスです。
有給を取って十数年ぶりに鈴鹿8時間耐久ロードレースを観てきました。
27日金曜日の晩に仕事が終わってからFire Stormで出発し、
サーキットのキャンプ場でテントを貼って、三泊四日という笑えるような強行軍です。

久しぶりに見に行くことにしたのは、なんと言ってもケビン・シュワンツの参戦がインパクト大でした。
最初ネットニュースで見かけたときは、「え?冗談じゃ無いの?」と思ってましたが、
詳しく調べていく内に、「こりゃ加賀山の心意気に答えなくちゃ!」思ったのと、
加賀山就臣芳賀紀行の二人が同じチームで走る姿をどうしても見たくなってしまい、
気がついたら、Team KAGAYAMA V2応援席をネットで購入しちゃってました。


今回の教訓:
テントを張り終わる前にビールを飲んではいけません。


ケニー・ロバーツ平忠彦から、もう28年か。。。
あの頃は芋の子を洗うような混雑だったな〜。


視界の端までずらっとバイクが停まっていて壮観。
Fire Stormも8台ほど見かけました、さすがは鈴鹿
世の中、まだまだ捨てたもんじゃ無いな!!

ホンダ乗りとしては、やっぱりF.C.C.TSR Hondaが圧勝するのかな、と思っていました。
今回はSuzukiに乗るTeam KAGAYAMAを個人的に応援しているので複雑な所でしたが、
不幸にして、F.C.C.TSR Hondaがアクシデントでリタイアした後は、心置きなくTeam KAGAYAMAを応援できました。

ケビン・シュワンツが、ウェイン・レイニーのヘルメットをかぶって走ったのには泣かされた〜。
しっかり2'11"ペースでノルマをこなし、とてもおいらと同い年とは信じられない!!
ことば通り本気で勝ちにいってましたね。

結果的に、MuSASHi RTハルク・プロが優勝。
Team KAGAYAMAは三位で表彰台をゲットし、おいらにとっても大満足のレース結果でした。
表彰式で加賀山泣いてたな〜。。。

最後の花火をみんなで観た後に、「風よ、鈴鹿へ」が流れてきて、
また来年も来ようとか思っちゃいました。

〜追伸〜
最終日にキャンプ場で一緒に飲んでくれた、姫路から来ていたご家族のかた、
お名前聞くのを失念していました。この場を借りてお礼申し上げます。
縁があったら、また来年お会いできるかも知れませんね。